お盆でお供えした食事は、下げた後で食べていいですか?

2016/07/14/| カテゴリー:日本の伝統的な先祖供養

お盆の時に供えた食事は、
下げた後、食べてもいいですか?

こんな質問を頂きました。

お盆の時には、
いつもよりたくさんのお供物や
果物、食事などをにぎやかに
お供えをすることが多いですね。

だから気になると思います。

ですが結論から言うと、
お盆の時の食事・供え物は
一切口にしない方が無難です。

もったいないようですが、
「ありがとうございました」
といって、そのまま処分して下さい。

なぜなら地獄から出てきた人も
食べるからです。

亡くなった人が「食べる」というと
ヘンに聞こえるかもしれませんが、

亡くなった方は、
物体としての食事や供え物ではなく、

そこに込められている
「まごころ」や「霊(ひ)」を食して
栄養にするのです。

モノとしての形が残っているので、
「捨てるのはもったいない」となりますが、

これは遠くから一年ぶりに
親戚が尋ねてきて、
ごちそうを出したと思って下さい。

親戚の人に出した食事は、
食べたら無くなりますね。

あの世の先祖は、
モノに込められている
「霊(ひ)」や「まごころ」
を吸収して力にします。

迎え火の時に迎えた先祖は、
普段食事などの供養を
受けられない方たちです。

特に地獄から来た人にとっては、

その数日に得た力と気づきで、
地獄から抜け出られかどうかの
瀬戸際なのです。

だからお盆の数日間に、
食事などに込められている
「霊(ひ)」は、食べ尽くすほどに
頂いて力を得ます。

ですから物体としてのモノは
残っていても
抜け殻と思って下さい。

その後に私たちが、
活力を得られる力は
まず残っていません。

普段、お仏壇にお供えした食事は
下げてから食べてもよいのですが、

お盆の間に供えた食事は
口にしないでそのまま処分して下さい。
地獄から出てきた先祖が食した後は、
きれいとはいえないのです。

出来れば位牌に入っている
先祖の食事とは別に、
お盆にお迎えする先祖の分を
もう一膳用意するとよいです。

地方によっては、
お盆の期間には
「盆棚」を仏壇の前に別に作って、
仏壇の先祖に供えるのとは別に
供え物をしているところもあります。

もし盆棚を別に作る風習がなくても、
仏壇の前に小さな机を置き、
お盆で迎えた先祖用の食事を
もう一膳用意するとよいです。

その場合は器も
使い捨てできる容器などのほうが
無難です。


posted by 藤原 美津子 at 08:00 | 日本の伝統的な先祖供養 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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